「飯舘村の母ちゃんたち」 映画制作支援のための中間報告ダイジェスト版上映会開催!

2014年10月31日 22時51分 | カテゴリー: トピックス

福島県飯舘村は2011年4月、原発事故により計画的避難区域に指定され、村全体が避難を余儀なくされました。

 かつて「日本一美しい村」と言われた飯舘村、花が咲き、鳥のさえずりが聞こえる農村の風景。しかし、線量計が示す高い数値。

仮設住宅での生活は、飯舘の人たちにとってはつらく不安な毎日です。仮設住宅のそばで畑を耕し野菜を作る母ちゃんたち、「この野菜はこどもたちには食べさせられない」と話していました。

飯舘村では、除染を行い、帰村の準備が始まろうとしています。村民向けに専門家といわれる人たちが、住める基準などを説明していました。「他人事のように話している。私たちのことを何も考えてくれていない。」と話していた母ちゃんの言葉がとても印象に残りました。

このドキュメンタリー映画は、長年、パレスチナの女性たちを取材してきた映画監督でありジャーナリストの古居みずえさんが、2011年4月から飯舘村に入り、制作しているものです。故郷を追われ、生活を奪われ、家族もばらばらになっていくのを見ていて、パレスチナ女性たちと重なることに気づきました。そしてこれからも、飯舘村の母ちゃんたちがどうなっていくのか見届け、2016年の完成をめざし映画として記録していくそうです。

私たちも“飯舘村の母ちゃんたちを応援し、映画制作のカンパを募ろう”と集まったメンバーで「『飯舘村の母ちゃんたち』きよせプロジェクト」を立ち上げました。そのプロジェクトの第1弾として中間報告となる今回のダイジェスト版の上映を行いました。

飯舘村に昔から伝わる「さすのみそ」は、原発事故により、味噌づくりの存続自体、危機に瀕していましたが、難をのがれた「種味噌」が残っていました。「飯舘村の味噌づくりの継続」と「福島を忘れない」という思いを込めて、「種味噌」を引き継ぎ、預かり、守り育てて還す、「味噌の里親」となるとともに、里親を増やす活動を進めています。来年の2月には、清瀬でも飯舘村のかあちゃんを講師に「味噌づくり講習会」を計画しています。

これからも「『飯舘村の母ちゃんたち』きよせプロジェクト」としていろいろな企画を行っていく予定です。ご協力お願いします。