最近町行く若者の手首に白いものを見かけませんか?ホワイトバンドは貧困ゼロを求める意思表示のバンドです。アフリカの貧困地帯に住む人々がSOSとして白い紐を手首に巻いたのが始まりとされていますが、貧困問題の解決を呼びかけようと国際会議が相次ぐ中、今世界約70カ国で運動が展開されています。日本では「ほっとけない世界のまずしさ」と題して38のNGOが参加し、中田英寿、村上龍、中村勘三郎といった著名人が身につけ協力し、人気が上がっています。
ホワイトバンドはまず身につけることで「貧困をなくそう」と思っていることをあらわし、あなたは世界中で行われている貧困を終わらせようとするムーブメントの一員となります。こうしてホワイトバンドをつけ意思表示する人が多くなればなるほど、世界は少しずつ変わっていくという考え方です。ホワイトバンドは中国のシンセン地区にある強制的な勤務外労働や児童労働が行われていない工場で作られ、定価の300円のうち、素材や物流にかかる経費を除き、残りが世界の貧困をなくすための支援活動に使われます。しかし売り上げをあげることが目的ではなく、「白」を身につけることを多くの人に「意思表示」し、感心を持ってもらうことが大きな目的です。
世界では3秒に一人、貧困のために人が死んでいます。豊かな日本にいてあなたに何ができるのか?まずホワイトバンドを身につけて考えてみませんか!!
ホワイトバンドは全国の主要書店かタワーレコード販売店などでも販売中。