新成人アンケート2013

 

 

清瀬・生活者ネットワークでは、若い世代の政治への関心を高めていただくきっかけとして、３年前から新成人の方にアンケートを行ってきました。

今年の清瀬市の成人式は、成人の日より一日早い1月13日（日）、すがすがしい天気の中、けやきホールで行われました。晴れやかな、華やかな新成人のみなさん、今年もとてもまじめにアンケートに答えてくださいました。

今年は、就労の意識についてもアンケート項目に追加しました。

「若い人たちは・・・」と何かと批判的に言われてしまうのが世の常ですが、アンケートをお願いしながら話しているととてもしっかり考えていると毎年感じます。

今年の特徴は、立候補して政治に参加したいという回答が昨年は９名だったのに対し、１名だったことです。これは、昨年末国政・都知事選挙があり、政治に対してより現実味があったことが１つの大きな理由ではないかと思います。さらに「いったん会社を辞めないと立候補できないし」というリスクを具体的に理由として話してくださるかたもいました。

５．６．７の質問は今年初めて取り上げたものですが、奨学金を借りている方が結構いること、これは６の質問の「卒業したら即就職」を選択せざるをえないことにつながっているのかと思いました。

また、転職については、まだ学生の方が多かったこともあり、漠然とではあってもいずれ転職することになるだろうと思っている、逆にずっと同じところに居られないのではと感じているようでした。

過去、若者政策は必要なかったのかもしれません。現在は、就職できること、特に生活基盤の安定を図れる長期雇用が普通ではなくなっています。就労をはじめとした若い世代への支援策が必要です。ぜひ、当事者の方たち、声をお寄せいただけたらと思います。

		はい	いいえ	どちらともいえない
1	社会の役に立ちたい	32	2
2	選挙に行く	25	8
3	立候補して政治に参加したい	1	32
4	国民年金を納付する	30	2
5	転職するつもりはない	13	11	8
6	卒業したら即就職	23	3	4
7	奨学金を利用している	13	19