衆議院議員加藤公一氏を囲んで国政フォーラムを開催し、憲法改正、障害者自立法、介護保険改正などについて聞きました。現在の政治状況は、前回の選挙の結果、なんと言っても数の原理で自民党の圧倒的優勢の中で、野党としての民主党のできることはなかなか難しい状況です。このような中で自民党の一番怖いものは国民の声。民主党としても国民の声が頼みというところのようです。
参加した方が次のように言っていました。
「今回の衆議院選挙の結果を見て、ある著名なジャーナリストが『選挙だけが私たちが社会という劇場で主人公になれるときだ。しかし人々は(小泉劇場の)観客になってしまった。』といっていました。主人公になるのは大変です。よく勉強し、自分の意見を持たなければなりません。それに比べて観客になるのは簡単です。何しろ責任がありませんから。人々は小泉劇場の観客に酔いしれた。民主主義はファシズムを生む母にもなり得るのですね。」と・・・
間接民主制をひいているわが国では、直接政治に関わり社会を動かすのは、国民が代表として選んだ国会議員です。でも勘違いしないでください。いつだって社会の主人公は国民なのです。そして生活の延長にあるのが政治で、直接私たちの生活にさまざまに関わってくることばかりです。観客になるのではなく、主人公になるべく、知り!学び!自分で決める!大変ですが、それは手放してはいけないものだといつも思っています。