1998年清瀬の下宿地域で、ダイオキシン測定値が東京都下で一番大きな数値を記録しました。この問題は所沢市と隣接する清瀬市に住む私たちにとっては、日々の生活の根本を脅かす大問題でした。しかし行政の対応は鈍く、私たちの不安の解消は到底できないという思いがしました。
私たちは食の安全にこだわった共同購入活動を通じ生活の不安を解決してきましたが、ダイオキシンを含む「環境ホルモンの問題」、そして食に関しても「遺伝子組み換えの問題」など、今までの活動だけでは解決しきれないものを感じ始めていました。
そこでこれらを解決するために、市民の声を議会に反映させようと「清瀬・生活者ネットワーク」を設立。政治を特別なものにせず安心して暮らせるための道具と考え、代理人を議会に送り、市民の政治を広げるために次の政策を挙げて活動を始めました。

* ダイオキシンを発生させない資源循環型のまちづくりをすすめます。
* 食の安全を確保します。
* 子どもの自身の育つ力を大切にするまちづくりを進めます。
* すべての高齢者・障害者の暮らしやすいまちづくりを進めます。
* 市民が参加して決定できるまちづくりを進めます。

1999年 2月20日 清瀬・生活者ネットワーク設立
4月 原まさ子が市議会議員選挙に初当選、代理人誕生
・介護保険制度検証のための基礎調査スタート
・子どもの人権についてアンケート調査
・清瀬市に対して予算要望書提出
2000年 ・講演会「子どもの権利を実現するってどうゆうこと」開催
・講演会「児童館と地域との連携について」開催
・子どもの権利条例を作る会を組織し、東京都に「子どもの権利条例」制定を求める請願署名活動をする
・介護保険制度検証のための基礎調査継続
・清瀬市に対して予算要望書提出
2001年 ・「食の安全を考える会」につくり、「清瀬市の学校及び公給食に遺伝子組み換え食品を使用しない」請願活動を行い、9月議会にて全会派一致で採択
・介護保険制度検証のための基礎調査継続
・清瀬市に対して予算要望書提出
2002年 ・子育てコスト調査
・アレルギー不安調査
・「遺伝子組み換え稲反対」署名活動
・第一回 廃棄物会計調査
・介護保険制度検証のための基礎調査継続
・清瀬市に対して予算要望書提出
2003年 4月 市議会議員・原まさ子2期目がスタート
・容器包装リサイクル法改正を求める請願署名活動に取り組む
・第2回 廃棄物会計調査